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2011/05
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紅白と、梅干の話
今時期は、小学校は、運動会  が行われています。 
だいたい秋にも行われますが、春にも行われるところが多いようです。


ところで、運動会というと、紅白!さて、なぜ紅白なのでしょう・・・?

日本における 「紅白」 のルーツは源平合戦とされています。

源氏が白旗 を、 平氏が紅旗 を掲げて戦った際に用いられた配色であり、対照的な色合いでもあることから、日本において伝統的に対抗する配色として用いられるようになりました。

ただし、紅白のルーツについては他の説も存在します。

紅白はハレを意味し、祝いの席の紅白幕や紅白餅、紅白饅頭など縁起物に用いられています。

これは、赤が赤ちゃんというように出生を意味し、白が死装束の色のように死や別れを意味するところから、人の一生を表すという説、または花嫁衣裳の色であるという説、あるいは日本では古来から赤飯を炊いて祝っていたことから赤飯の色であるという説、など、さまざまな説があります。



さて、もう一つ、運動会にはお弁当がかかせません。  

お弁当のおにぎりは、よく梅干をいれますよね、ここで梅干 のこぼれ話をしたいと思います。

★梅干はいつから日本にあるのでしょう?・・・

梅が伝わったのは、大和朝廷の頃。中国から渡来したと言われています。

遣隋使によって持ち込まれた梅の木  は、長い年月をかけて日本の風土に合うようになってきました。
梅の実を梅干に加工する方法は、誰が考案したかははっきりしていませんが、平安時代から鎌倉時代に考案されたのではないかと。

梅は中国のものであっても、シソと一緒に梅干を漬ける、という発想は日本人が考えたといわれています。


★「梅干が腐るとその家に不幸が起きる」ってホント?・・・

梅干には食中毒を防止したり、コレラや腸チフスなどの伝染病の予防や治療に効果を発揮するとして、江戸時代頃に薬として重宝がられました。

もし、梅干がなかったら・・?と不安に思った当時の人々は、「梅干は切らしてはいけない、腐らせてはいけない」と言い、それが「梅干が腐るとその家に不幸が起きる」ということわざになったのです。
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☆niko

Author:☆niko
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北千住、H&T事務所より。

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