はなぞの薬局だより

薬膳料理とは・・・

薬剤師さんの中には、中医薬・漢方に注目されている方や興味のある方、そして専門にされている方も多くいらっしゃるかと思います。
日常的に薬膳料理と接している方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、馴染みがないと、何だか難しくてとっつきにくく感じてしまいがち。

実際、漢方との関係性も深く、思想的な部分も含め、中国で４０００年以上かけて洗練された奥の深い料理ですから、根本から理解して極めようとすれば、大変な努力を要すると思います。

しかし、インターネット上には沢山のレシピもあり、書籍も多数出版されています。

普段の食事にほんの一品加えることから、少しずつ馴染んでみては如何でしょうか。


薬膳料理を語るときに、よく使われる言葉に『医食同源』があります。
簡単に言えば、
「毎日美味しくて身体にいいご飯を食べて、病気にならない身体にしよう！」という考え方です。
「栄養価のバランスが良い食事」「食事パワーで『気』を増幅させて病気も跳ね返そう！」という中国的な思考が加わっている点が重要です。

「かかりつけ薬剤師」だからこそ、生活改善のアドバイスの１つとして、患者さんの生活レベルに合わせた（手に入れ易い食材を用いた）自然な食事療法を提案することもできるかもしれません。。。