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2015/06
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かたつむり
あじさい  がキレイな時期になりましたね。
梅雨  入りもし、雨上がりの町中でチラホラ見かけるカタツムリ。

昼食後、周りの喧噪から離れて、千住の路地にはいってみると、満開のあじさいやカタツムリを見れました。
ついでに塀にのっている、穏やかな猫  ちゃんも。

ということで、今日はカタツムリについてお話ししたいと思います。

カタツムリの巻貝の殻は主に炭酸カルシウム(有機石灰)でできています。
成長するのにあわせ、貝殻の口のところに石灰質を塗り足しながら殻を大きくしているのです。
殻を維持したり形成するためには多くのカルシウムを消費します。
雨が降るとブロック塀やコンクリートの壁にカタツムリが現れますが、これはセメントに含まれる石灰岩のカルシウムや塩分を食べているからです。
コンクリートから染み出す炭酸カルシウムを摂食していたのです。

いかにもやわらかそうな生き物なので、歯がないように思いますが、きちんとあります。
1列80本に並んだ歯が、150列も、合計1万2000本もの歯があるのです。
とはいっても人間の歯とは全然違います。人間の歯、舌にあたる器官は歯舌(しぜつ)と呼ばれ、表面がおろし金のようになっています。

かたつむりは、海にすむ貝の仲間です。 
陸にすむ貝ということで、陸貝と呼んでいます。
一般に、かたつむりは一つの体の中にオスの機能とメスの機能を合わせ持っています。
両方の機能を持っているので1匹だけになったとしても子孫を残すことが可能になります。

フランス料理  として有名なエスカルゴは、専用のブドウ畑(高級品ならワイン用の品種のブドウを用いる)や穀類で寄生虫がつかないよう衛生的に養殖されたリンゴマイマイ科(Helicidae)のカタツムリの一種であり、主にヨーロッパとヨーロッパ系人種が多いアメリカで食用にされ、養殖も盛んに行われています。

これからの時期、かたつむりに遭遇することも多いかもしれませんね。

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北千住、H&T事務所より。

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