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2020/08
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教育熱心な母アザラシ
毎日暑い日  が続いてますが、皆様体調は大丈夫でしょうか?
日傘や水分補給等して、熱中症を防ぎましょう。

さて、 ロンドンオリンピックの応援をされている方も多いかと思います!
ガンバレ!日本!ですね。


ところで、話は変わりますが、
子供達は夏休みにはいり、水族館等に足を運ばれる方も多いかと思います。

このあいだ読んでいた本に、動物搭載型の記録計を用いて動物の水中行動を調べる、バイオロギングサイエンスという仕事をされている方が、「アザラシ」について書かれていた記事が掲載されていたので、ここにアップしたいと思います。

動物について少し詳しくなると、より一層水族館等も楽しくなりそうですよね(^^)


 

南極海の水面に板状に広がる氷の上には、ウェッデルアザラシがごろごろと転がっていた。
南極の氷上にはホッキョクグマなどの捕食者がいないため、氷の上に寝そべるアザラシは腹を上に向けてのんびりとしている。
人間が近づくと、一般的傾向として、若いアザラシはサッサと水中に逃げ込む一方で、年をとった母アザラシは最後まで子を守ろうとしていた。
アザラシの寿命は長くても20年ほど。
10歳以上の個体にとっては、その年の育児が最後の機会かもしれない。そんな母アザラシが捨て身で子を守ろうとする気持ちは理解できそうな気がする。
一方、若い母アザラシはその年がだめでも翌年以降にまだチャンスがあるから保身に走るのだろうか。

授乳期間中の母アザラシは、はじめは絶食しながら授乳するので、みるみる痩せていく。
やがて、深度200メートルを超える潜水をくり返して魚などの餌をとるようになるが、深度5メートルほどの浅い潜水にもなぜか長時間を費やしていた。
餌を捕まえるわけでもないこの浅い潜水の理由がわからなかったが、子アザラシの潜水行動と比べてみたら腑に落ちた。
子アザラシは生後2週目より水中に入るようになるが、当然、最初はうまく泳げない。
そこで、母アザラシが自分の餌とり潜水に費やすべき時間を犠牲にして、浅いところを子アザラシと一緒にゆっくりと泳いでやっていたのだ。
そして、教育目的と思われるこの浅い潜水を行っている時間は、若い母アザラシほど長いという傾向が見られた。
若い母アザラシは長時間かけて熱心に教育し、ベテランは手を抜くようになるのだろうか?
本当の理由は、残念ながらまだわかっていない。

 

アザラシ




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北千住、H&T事務所より。

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