雲をみれば天気がわかる?
空


昔から伝えられてきた「ツバメが低く飛ぶと雨」や「朝焼けしたら雨」などのことわざは、観天望気の良い例です。
中でも雲を使った予想は、気象学的にもっとも信用性があると考えられています。
雲を知ることで、事前に天気を予想するのも楽しいかもしれませんね


魚のウロコのような雲は、低気圧の前に現れることが多いので、この雲が出たら天気は
下り坂。

この雲が厚く広がったら、もうすぐ雨が降り出す可能性が。

飛行機が往来している上空の湿度が低いときには、飛行機雲はできにくく晴天になり、
逆になかなか消えないときは上空の湿度が高く、悪天候になりやすい。

日本の天気は西から移り変わっていくので、夕焼けの見える西側に雲がなければ、次の
日は晴れるというもの。
ときには、空を見上げて、明日の天気を考えるのも新鮮です。
空を見上げるのを癖にしていると、思わぬときに虹を見つけたりして、ちょっとリラックスできるかもしれませんね。

「虹」といえば、

深刻な大気汚染に悩まされる中国で、大雨が大気中の汚染物質の濃度を下げ、「空に虹がかかる光景が見られた」と報道されていました。
虹は雨上がりに太陽光が差し込むと、浮かんでいる水蒸気の中で屈折します。
波長により屈折率が違う為、太陽光は分光し色鮮やかな色彩を表現します。
見たいと思っている時は巡り会えませんが、忘れた頃にふと出現します。
偶然に巡り会えた時、自然の美しさに時間を忘れますね・・・。

